本体のセットアップ

カッター刃のセットアップ

  1. カッター刃手前のホルダ固定ねじを反時計回り、左に回して緩める。

    ホルダ固定ねじ

  2. ホルダ押さえをつまんで手前に傾け、カッター刃の調整つまみをつかんでカッター刃を上に引き抜く。

    ホルダ取り外し

  3. カッター刃の調整つまみを左右に回して刃出し量を調整する。

    カッター刃出し量調整

    1. 刃を上にして、反時計回りに1メモリ分回すと約0.1ミリ、1回転で約0.5ミリ刃が出る。

    2. 加工素材の厚さを超えるように刃だし量を調節すること。

    3. 後述のテストカットによるカット圧とあわせて調整し、カット圧が最大でもうまく切り抜けない場合には刃出し量から再度調整すること。

  4. 刃出し量の調整が終わったら、カッター刃を再度ペンホルダに戻す。

  5. ホルダ押さえを手前に傾け、カッター刃ホルダのつばがホルダ押さえの下に入るようにする。

    ホルダ取り付け

  6. ホルダ固定ねじを時計回り、右に回して締める。

加工素材のセットアップ

  1. CraftROBO本体左側面の電源スイッチを入れる。

    電源スイッチ

  2. 本体後方のセットレバーを下げることで用紙押さえのプッシュローラーを上げ、本体液晶に「ヨウシヲ セットシテクダサイ!」と表示されるのを確認する。

    セットレバー下げ

    プッシュローラー上げ確認

  3. 加工素材を粘着台紙シートに固定する。専用台紙の付いたカッティングシートや転写アイロンシートは粘着台紙が不要。

    • 専用の粘着台紙シートはスタッフに申し出て借りること。

    • 粘着台紙シートの粘着力が弱く、素材がうまく固定できない場合にはシート表面に弱粘性スプレーのり(3M SN-55)を軽く吹きつける。その後、いったんシートにコピー用紙を貼り付け・剥がして粘着力をある程度弱めてから使用すること。

  4. 用紙の端を本体前面のガイドライン(溝)に沿わせて用紙をセットする。

    用紙の位置あわせ

  5. プッシュローラーを左右に動かして用紙の幅に合わせる。

    プッシュローラーの移動

    • このとき、プッシュローラーは本体上部、水色のプッシュローラー位置ガイドマークの下にないと正常に用紙送りが行われない。このため、一番右のプッシュローラを左右に移動することで用紙の幅とあわせることになる。

    • 既定では座標の縦横が90度回転することに注意。

  6. 用紙がずれないように再度、用紙の端を本体前面のガイドライン(溝)に沿わせ押さえつつ、用紙が垂直になるようにしたまま、セットレバーを引き上げて用紙を固定する。

    用紙の位置あわせ

    セットレバー上げ

  7. 本体液晶の表示が「シート」「ロール1」「ロール2」のいずれかに変わったら、本体右の「POSITION」ボタンの上下を押して、加工したい素材にあった表示に切り替える。

    給紙選択

    • 「シート」:シート状の加工素材。通常はこちらを選択する。

    • 「ロール1」「ロール2」:ロール状の加工素材。長尺のカッティングシート・アイロンシート等を使う場合に選択する。「本体前面から給紙する」か「本体背面から給紙する」かで番号が異なるので、詳しくは取扱説明書を確認すること。

  8. 「ENTER」ボタンを押して本体に用紙サイズの読み取りを行わせる。

    用紙読み取り

    • 読み取り動作が終了すると、読み取った用紙サイズが「一瞬だけ」表示されるので、加工素材のサイズと一致するかどうかをすばやく確認する。

    • 読み取りサイズは後項目の「設定と加工:加工データの確認」でも表示できるので必要以上にあわてないこと。

    • 粘着台紙シートを使用している場合にはシートのサイズになることに注意。

加工原点を再設定する

  1. カット前に、「POSITION」ボタンの上下左右を押すことで、ヘッドを移動させる。

    ヘッド移動

    • このとき、ペンホルダの調整つまみの部分を指で軽く押すことでカッター刃を下げ、加工素材に刃を当てることで位置を確認してもよい。カッター刃が痛まないように軽く押さえること。

    • プッシュローラーの真下にあたる部分は加工できない余白になるので注意。これはローラーを経由して加工素材を前後に動かすため。

    • 用紙読み取り直後の加工原点そのままだと、その0座標(X=0ないしはY=0)に沿った図形をうまく切り抜けない場合があるため、少なくともX・Yともに約3mm、+側に移動するのが望ましい。

    加工可能な領域

  2. 「ORIGIN」ボタンを押して加工原点を変更する。 ヘッド移動


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